Brand Director

Rie
Sakayori

ウェブ事業部

酒寄 理恵

娘と2人でリモートワーク
自然とアート、ものづくりを愛する
内省的な楽天家

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Profile

東京都文京区生まれ。幼少期から10代までを青森県八戸市で過ごす。アパレル事業を営んでいた両親の影響で、東京都のアパレル企業に新卒入社。その後、いくつかの企業で営業職を経験後、結婚→専業主婦へ。出産後子育てをしながら、これからのキャリアに悩んでいた時期に、Webデザインという新しいキャリア領域を発見し、デザインスクールでの学びを開始。卒業後はECサイト運営会社に入社し、デザイナーとしての活動をスタート。株式会社コアグルーヴ(通信)、エヴィクサー株式会社(ソフトウェア)、ジーニアス株式会社(ヘッドハンティング、サーチファーム)、株式会社ビズリーチ(インターネットサービス)を経て、株式会社カルミーを設立。2020年、コペンフラップに経営メンバーとして参画。

Vision

知りたい、そして理解したい

なぜ春になると花が咲くのか、木の実の中には何が詰まっているのか。どうして人は笑ったり泣いたりするのか。幼い頃は自分を取り巻く世界のあらゆる事象が不思議で興味津々、知的好奇心の塊のような子供でした。自宅の本棚にある大人向けのミステリーを勝手に読んでは母に叱られ、学校の図書室に入り浸っていた子供時代の自分を思い返すと、大人になった今もなお変わらない、強い衝動を感じます。
私は「世の中にある様々な物事を知りたい、それが『何』であるのか理解し、定義したい」のだと。
そんな衝動が私の活動の起因となっているようです。

魅力を生み出す魔法

私の母はものづくりが好きで、子供の頃は母のハンドメイドの服を着て育ちました。父と母が経営していたアパレルのお店でも、プレーンなセーターに刺繍を加えて販売していたりして、なかなかの人気商品だったのです。ただの布が形を変えてステキな服になり、刺繍を加えたセーターは倍の値段で次々と買われていく。私にとって母は魔法使いのように見え、そんな魔法に憧れた私は、自然と身の回りのものにあれこれと手を加えたり、何かを作ったりするようになっていきました。

原体験は、ブランディングとデザインへ向かう

振り返ってみれば、幼い頃に今の仕事の原点があります。豊かな自然の中で育った子供時代、たくさんの木々や草花に囲まれて過ごす日々は、色や形、そして体験について多くのインスピレーションを与えてくれました。また、企業や人、ものやサービスが、この世界に「何」として存在するのか。その本質は何なのか。知りたい。理解したい。それを突き詰めていくプロセスはブランディングそのものです。そして、その存在が魅力を持って世の中に伝わるように形作ること。それが私にとってのデザインなのです。

Works

深い理解を元に、仕事をしたい

物事を深く理解するためには、対象をよく見て声を聴き、データを集め、周囲と比較する。その情報を元に仮説を立て、その仮説を検証する。そう、正にデザインの最初のプロセスです。例えばあるサービスをリブランディングするという時には、社内でヒアリングや情報収集をした後に、顧客の声を聴き、マーケットや競合他社のリサーチをしたりするでしょう。その結果に基づいてペルソナ設計やコンセプトワークを行い、立てた仮説が合っているのか、顧客にモニター体験・アンケートを実施、その結果をまた検証していきます。徹底的な理解は、その対象の本質を見出し、対象への愛情に変わります。だからこそ、自分の仕事は深い理解を元に進めたいのです。

デザインには論理と情緒のバランスを

デザインで心がけていることは、筋道が通っていて理解しやすい論理的な点と、パッと見た時に感情にインパクトをもたらす情緒的な点の2つのバランスを意識することです。どちらかに特化して秀でたデザイナーには強い憧れを抱きますが、自分は色々な状況や背景も鑑みながら、その時のベストな道である中道を行くのだと心がけています。

仕事が楽しくないなら、何かが間違っている

自分で選んで、学びを重ねて、望んで就いた仕事が楽しくないとしたら、やっぱり何かがおかしい。仕事だから苦しいことも我慢しなきゃいけない、退屈さに耐えなくちゃいけない、そんな考えに逃げずにどうしたら楽しく仕事を出来るのか。システムや仕組みで解決できることはないか、自分がやるべきではない仕事をしていないか、捉え方が間違っていないか。
好きな仕事なら苦労だって楽しいはず。フロー状態で没頭して仕事ができるように、いつも結構真剣に考えています。

Private

今ここにある幸福を実感しながら生きる

若い頃は自分の足りないところばかりに目がいって、いつも不満ばかりで自信がなく、だから逆に強がっているような、そんな自分でした。だけど、今あるものに目を向けてみれば、元気な体があり、朝普通に目覚めることができ、美味しくご飯が食べられて、一緒に過ごす家族、友人、仕事仲間がいる。一見当たり前のことと感じるかもしれませんが、奇跡のような確率でそれらがここにあるんだと日々感じながら生きることで、何は無くとも満たされた毎日を過ごせているのかもしれません。静かな朝の時間と、娘の笑う声をこよなく愛しています。

まだ見ぬ可能性を作る場所

昭和・平成・令和へと時代が移り変わる中で、技術の進化とそれに伴う世の中の変化は、振り返ればまるで魔法のように感じます。キャリアの選択肢が大きく広がり、固定概念に囚われずに自由に働き方や生き方を選ぶことが出来るようになったことは、とてもとても素敵なことです。コペンフラップでは多くの女性が、自分軸で働き方を考えながら様々な業務を行なっています。自分自身と家族の幸福、人生で成し遂げたいこと、どのようなライフスタイルを実現したいか。新しいスキルや考え方を身につけ、その人なりのスタイルで社会に価値を提供することが出来る場所。そんな場を作れるように、試行錯誤の毎日です。

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