Graphic Designer

Chikako
Shimono

グラフィック事業部

下野 千郁子

夫・娘と3人暮らし
登山、畑仕事、食育、朝ドラ
自然の中で体を動かす時間とPCに向かう時間どちらも大切

目次

Profile

北海道紋別市生まれ。夫と娘と3人暮らしの転勤族で、現在は函館市在住。
新潟大学農学部卒業後、農業機械販売会社にて企画営業、その後故郷である北海道に戻りトマトやお米を作る農場で働く。農産物や加工品の販売促進や商品開発等を担当し、デザインの楽しさを知ると同時に「POPやチラシを自分でもっと上手に作れたら・・・」と感じるようになる。農業が好きで天職だと思っていたが、結婚と転勤のため退職。独学でIllustratorを学び始め、転勤先の東京で飲食店メニューデザインの仕事をパートで経験するも、またも転勤と出産のため退職。
娘の幼稚園入園を機に「住む場所にとらわれない働き方」を目指し、コペンカレッジに入学。
卒業後、コペンフラップのグラフィック事業部に所属し企業のデザイン制作に関わりながら、フリーランスのグラフィックデザイナーとして地域で個人活動もしている。デザイナーでありながら、持っている資格は大型、大特、フォークリフト免許なのがひそかな自慢(笑)

Vision

生まれてからずっと転勤族

父の転勤で子供時代に何度か引っ越しをし、2度の転校も経験。そして今、夫と結婚してまたまた転勤族に!
今まで住んだことのある場所は、北海道(紋別、北見、旭川、函館)、新潟、富山、東京。
13回の引越し人生は、楽しい思い出もたくさんですが、初めての土地でさびしさを感じたり、孤独な子育てに悩んだことも・・・。その度に人の優しさ・親切に助けられ、自分自身も強くなれたように思います。「恩送り」という言葉がありますが、今度は私が困っている人に声をかけてあげられるような人になりたいなと日々思っています。転勤や引越しのない人生だったら、デザインの道に進んでいなかったかもしれないので、人生おもしろいなぁと感じます。

何もないところから何かを作ることが好き

子供の頃から絵や文字を描くことや工作が好きで、学級新聞や文化祭の小道具なんかを考えて、作る時間はとってもワクワクしました。
美術系に進んでみたい気持ちもありましたが、同じくらい動植物が好きだったので農学部へ。今思えば、何もないまっさらな畑に「何を植えようか、どうやって育てようか」考え、育て上げる農業の仕事もクリエイティブな世界だなと思います。
暮らしの中でも、地場の野菜を買ってきて「何を作ろうかな」って考えて料理したり、保存食を作ってみたり。「何かを作ること」をやったり考えたりする時間は私にとって一番のワクワクのようです。

Works

仕事は自分で考えろ!

これは新卒で入社した会社で、上司から言われた言葉です。会社というものは、入社したら黙っていても仕事が与えられるものだと思っていた当時の私には衝撃的な一言でした。
お客様が何で困っているのかを聞き、自分たちのアイデアで新しい仕事を作り出す。その頃に学んだ仕事への向き合い方は、デザインのお仕事をするようになった今でも大切にしています。

女性であることを生かして

会社員時代は男性ばかりの中で働くことが多く、「女性だから」と特別扱いされることがまだまだ多かったです。女性だからチヤホヤされたり、逆に女性であることを理由に排除されたりするのではなくて、仕事の結果で認めてもらいたい!と思っていました。
今、コペンでお仕事させていただく中で、メンバーは全員女性。特別扱いされることもなく、女性ならではの視点や感性を生かしてデザインのお仕事ができる環境です。住んでいる距離は離れていても、チームのメンバーとしてそんな職場(居場所)があることがうれしく、いつもみんなからパワーをもらい成長させていただいています。

Private

センスオブワンダー

レイチェル・カーソンの著書「センスオブワンダー」を子育てのお守りとして大切にしています。
“「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない”という一説が本の中にありますが、自然の中を子供と一緒に探検して「感じること」を日々大切にしてます。
娘が0歳から続けている親子登山や、毎月親子で参加している「森のようちえん」はライフワークになっています。自然の中で体を動かす時間とPCに向かう時間、両方あることが、考えすぎて頭でっかちになりがちな私にとってバランスの良い働き方。良いアイデアも生み出してくれます。

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