Graphic Designer

Liljequist
Ikuko

グラフィック事業部

リルクイスト育子

旦那、娘、息子、愛犬モク
インテリア・クラフトビール・ワイン
スポーツは観るのもやるのも大好き!

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Profile

兵庫県生まれ、東京都在住。娘はイギリス、息子はアメリカの大学に在学中、現在は夫と愛犬モクと暮らしています。

大学卒業後は外資系航空会社やホテルチェーンでの勤務を経て、アメリカ系ITソフトウェア会社でマーケティング・コミュニケーションを担当。製品やサービスを日本市場に広めるため、Webサイトの立ち上げ、セミナーの企画運営、展示会出展など、多岐にわたるプロジェクトに携わりました。その中でデザイナーやブランディング会社と関わる機会が多く、「いつか自分もデザインに携わりたい」という想いが芽生えました。

Private

15年以上続けたボランティア活動と憧れ続けたグラフィックデザイナー

結婚・出産後はシンガポールに13年間滞在。シンガポールで子供たちを現地の公立小学校に入学させようとしたところ、入学条件として親に義務付けられた通算40時間のボランティアを始めることに。英語を読めない現地の子どもたちに本を読み聞かせる役割を担当しました。最初は自分の子供たちの入学条件を満たすことができた時点で、ボランティアはやめようと思っていました。ところが、自分がサポートした子供たちが、自分で本を読めるようになり、成績優秀者として表彰される姿を見届けるなかで、支える喜びや、社会とつながることの大切さを実感したのです。その後も様々な学校イベントの運営や、さらには学校の枠を超え、被災した子供たちを支援するNPOでのボランティアを続けてきました。

日本帰国後も、子供たちの通う東京のインターナショナルスクールでのボランティア活動を続けながら、スクールイベントの運営や広報物制作に携わったことで、「いつか自分でデザインを手がけたい」という気持ちがさらに強くなりました。
そんな折に出会ったのが、女性向けデザインスクール・コペンカレッジ。コロナ禍をきっかけにオンラインで受講をスタートし、学びを深めました。

Works

夢を現実に

数年前、『The Bucket List(邦題:最高の人生の見つけ方)』という映画を観ました。ともに余命半年を宣告された男性二人が、「棺おけに入るまでにやっておきたいこと」を書き出した“バケット(棺おけ)リスト”。そのリストを実現させるため、2人は人生最後の旅に出る、というストーリー。その映画を観て、私自身の「バケットリスト」を書き出したとき、最初に挙げたのが「グラフィックデザインを学び、社会ともう一度つながること」でした。
現在はその夢を叶えるべく一歩踏み出し、コペンフラップでのクリエイティブ業務を中心に、個人のお客様からのご依頼や、通訳、家庭教師の仕事にも携わりながら、活動を続けています。

お客様の想いに、静かに寄り添う

グラフィックデザイナーとしての自分自身のブランド名は Design Studio Lily。
北欧スウェーデンをルーツに持つ「リルクイスト」という自らの姓には、スウェーデン語で「ユリ(lily)の茎」という意味があります。
ユリの花が、喜びの場にも哀しみの場にも静かに寄り添うように、そしてしなやかに力強く支える茎のように、お客様一人ひとりの想いに寄り添えるデザインを届けたい、そんな願いを込めて名付けました。

Vision

枯れた場所にもう一度緑を生やしたい

プライベートでは夫と愛犬モクとの時間を大切にしながら、日々を味わうことを心がけています。
家族との絆、遠く離れて暮らす子どもたちへの想いも、自分を支える大きな力です。
特別なことはなくても、静かに積み重なる日常こそがかけがえのないものだと感じるこの頃。これからも「好き」を形にしながら、自分らしいペースで歩んでいきたいと思っています。

私は、何もない場所にゼロから作るだけでなく、「枯れた場所にもう一度緑を生やすこと」にもやりがいを感じるタイプ。キャリアチェンジに挑戦したり、私のように次のステージへ踏み出そうとする人たちの熱い想いを、デザインの力でそっと支えていきたいと考えています。

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