Profile
大阪府生まれ。旦那、娘2人の4人家族。
高校卒業後、芸大附属専門学校でグラフィックデザインを専攻。
社内の印刷関係を取りまとめる部署を新規で立ち上げると聞いて商社に就職したが、上司も部下も居ない部署で心身ともに鍛えられた。
iMacが出たての時期(笑)。
(ちなみに自宅ではPerforma630を使用。時代を感じる…笑)
印刷所との仲介のような役割を担いつつ営業事務のようなことも行っていた。
商社に在籍中カラーコーディネーターの資格を取得。
その後滋賀に移住しデザインから離れてしまう。数年後結婚&出産。
在宅で知人の縫製の手伝いをしていたが、上の子が私立中学の受験を決め、約10年ぶりにフルタイムで外に出て働く様になる。
派遣先で「人生100年時代に50歳までに何がしたいか」という話を先輩から聞いて自分自身の50歳を意識するようになり、そこでデザインの学び直しがしたいと決め、思い切ってコペンカレッジで学び直すことに。
自分が専門学校で学んでいた頃とは色々と変わっていて、ほぼ0からのスタート。
基礎コース・専攻コースと経てコペンフラッブのグラフィック事業部に所属し、現在はフリーランスのデザイナーとしても活動している。
Vision
人が喜んでる顔を見れると嬉しい!
「人に喜んでもらえると嬉しい」という事が今の自分の社会における核の部分かもしれないです。
小学生1年生の時、自身が描いた絵が海外に送られた事があり、そこが絵を描いたりする事が好きになる原点だったのかもしれません。
中学時代に知り合った友人の影響で画材を揃えて漫画を描く様になり、高校時代は自身で同人誌の制作販売をしたりしていました。
またクラスメイトに渡すメモのようなお手紙にオリジナルのキャラクターイラストを添えるととても喜ばれたことがきっかけで美術系を志すように。
進路を調べるうちにイラストだけじゃなく、グラフィックなら幅が広くいろんなことができるんじゃないかと思いグラフィック学科を専攻することを決めました。
自分が携わった事で相手に喜んでもらえるのはデザインとも通じる部分があると思います。
思いを贈る
ここ数年の習慣になっているのが県外の友達に会う時は必ずと言っていい程お土産を持って行ったり、手製の小物をプレゼントしたりする事。
迷惑にならないかな?とも思うけどついつい何か添えたくなってしまいます。
後から「あれ使ってるよ!」とか「美味しかったよ」と言われると嬉しくて、次に会う時は何を渡そうかと考えるモチベーションにもなるし、自分自身も人から受け取ったものはしっかり使っているので、いただいた相手からも喜んでもらえると良い循環が生まれてるなって感じます。
何かを渡す=思いを贈る
そこには自分も楽しめて人も楽しんでくれたら嬉しい。
そんな想いがあります。
Private
好きな事は突き詰めたい
ハンドメイド歴は40年くらい。
母も家政科出身で編み物などよくしていた印象があります。
ミシンや手芸用品が身近にあるのが当たり前の環境で、自身でも家庭科で習うよりも前に針と糸で巾着を作ったのが始まり。
何もわからないまま作った巾着だったけど、完成した時は嬉しくてずっと持ち歩いてました。
それから少しずつ上達していった作品を見た父から「ブランド名付けて売ればいいんじゃない?」と言われた記憶があります。
ずっとハンドメイドを続けているせいなのか、店頭で気になるポーチやカバンなどを見かけるとつい裏返したり内側を見てしまいます。
再現出来そうだな…とか、こうやったら綺麗に仕上がるのか…など、消費者目線ではない気がしますがw
ついつい構造を確認…なーんて事をやってしまいます。
あとは推し活も。大阪に住んでいた頃から高校生のバイト代で行ける範囲のコンサートは足を運んだり、今ではあちこち日本全国飛び回っています。
おかげで車を運転して行ける範囲が広がったり、日帰りできる距離が延びたり。
行きたいと思ったら行く!がモットーです。
余談ですが弟も梅を買いに和歌山、うどんを食べに香川、など思い立ったら行動するタイプで、完全に父のDNA(行動力があり、多趣味。)をお互い受け継いでいる気がします。
大きな一歩
結婚して子供が産まれた事から「お母さんだから」と家族のことを最優先に、自分を後回しにしてしまう生活を当たり前だと思い込んでいたので、自分の為の学びに時間と費用をかけるなんて思ってもみなかったです。
子供の学費のために働きに出た事で出会いが広がり、考え方の多様性も学べたのは大きな出来事だったと思います。
今は自分のやりたい事や、気になった事があればどんどん自分から行動して、自分を満たしてあげて、気持ちと向き合う時間も増やしているところです。
デザインの勉強もそのひとつ。
自分がやりたいと思って始めたことだから、正直ハードルが高く大変だなって感じる事もあったけれど、完成して提出出来た時の嬉しさで帳消しになるというか。
大変さより楽しいが勝つって本当に貴重な経験をさせて貰いました。
自分で気づけてなかった「自分自身」
家族含め他人の幸せは自己犠牲の上で成り立つものだと思い込んでいたのでは?と今となっては思う事もあります。
私1人が頑張れば、我慢すれば良いと無意識で思っていた時は本当の自分の気持ちに気付けてなかったから我慢を我慢と思っておらず…誰かに喜んでもらおうなんて望んでもいなかったのかも。
今思い出すと体調も崩しがちだったし、身体からのサインにも気付けない位だったんだなと思います。
外に出て働き、コペンで「デザインを学ぶ」ということを決めた事で少しづつ自分自身の視野が広がっていったのを実感しました。
Works
幸せな循環を広げていきたい
自分が決めて動いた事で世界が広がった今、私自身が持ってる最大限のスキルを使って提供できるサービスで困っている人を助けたい。
受け取ってくれた人の問題が解決に向かって笑顔になってくれたら嬉しい。
そこから更に循環が広がってくれたらもっと嬉しい…今はそんな風に思います。
「デザインは問題解決のためのツールである」
この言葉を体現出来るデザイナーになるのが目標です。
これから自分のサービスや商品を認知してもらう方法がわからない人、デザインができない人のサポートをどんどんしていきたい。
話をする事で思考が整理できたり閃く事があるので、上手に言葉を引き出せるようになりたい。
ロゴが好きなので企業のロゴなどにどんどん挑戦していきたい。
なりたい自分がどんどん出てくる今がとても楽しいです。
近い将来、個人の名刺ももっと紙や印刷にこだわったものを作りたい!
自分自身が手に触れるもの、手元に残るものを作ることに魅力を感じるので、自分の好きな事が詰まったグラフィックデザインを選んだのは間違ってなかったんだなって思います。